原産は、「インドの東部」説とあり。6世紀にはビルマを経由して中国で栽培が盛んになり、日本へは奈良時代に伝わる。それ以来現在まで、長らく「庶民の野菜」として重んじられてきた。 |
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「秋茄子は嫁に食わすな」!?
もともとは、和歌から始まったこの諺ですが、一般的には、お嫁さんを憎むお姑さんが、「種子が多くて妊娠しやすい」とか「美味しい秋ナスを、嫁に食べさせたくない」など、お嫁さんにとっては、ちょっと辛い意味が含まれています。
しかし逆に考えると、妊娠するのも縁起の良いことですし、お姑さんが食べ占めたいほど、美味しいナスだったことの証ともいえます。
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