生い立ち
カラシナなど漬け菜一族のひとつ。江戸時代、今の東京・江戸川区小松川で生まれた「江戸っ子野菜」
ちょっと言わせて!
まだ暖かい初秋は、虫よけのための「防虫ネット」を葉っぱの上に覆う畑も。農薬の使用を極力ひかえるための小さな工夫です。
冬季には寒気にさらされながらじっくりと育ちます。
ハウス栽培のものに比べ、見かけはゴッツイですが、味は抜群。寒さのおかげで葉肉が厚く、旨みも増します。
健康マル得メモ
骨太人間のお手伝い
小松菜にはホーレン草の5倍近いカルシウムが含まれています (100g中270mg)。牛乳は 「おなかがゴロゴロするので苦手」 という人でも、野菜で丈夫な骨づくりができる優れもの。
「知っ徳」 調理裏技メモ
ホーレン草と違いアクが全くないので下ゆで不要。そのまま炒めものに使えるので、油に溶けるカロチンを効率よく吸収できます。