生い立ち
地中海沿岸生まれのキク科の作物。
西洋では、観賞用に作られていましたが、中国で薬用に改良され、日本へは戦国時代に伝わりました。
花が咲く前の菊の若芽を食べる事から「春菊」と名づけられたのが由来です。
ちょっと言わせて!

「すぐに食べましょう」
購入したら、数日でビタミンCは減り、鮮度も下がってしまいます。どうしてもとっておきたいときは、濡らしてからラップで包んで、冷蔵庫で立てて保管するのが良いようです。
健康マル得メモ
人参や、モロヘイヤには負けてしまいますが、カロテンの含有量は、ほうれん草・小松菜と並んで群を抜きます。
カロテンは、体内に入るとビタミンAに変わりますが、これは、視力の維持・美肌の促進などの効果が期待できます。
カリウムも多く含まれ、春菊ならではの独特の香りは、ここにあります。
「知っ徳」 調理裏技メモ
ほうれん草より、アクが少ないので、茹でずに生食でも食べられます。茹でる時は、カロテンやビタミンBが逃げてしまいますから、加熱は短めに行います。
茎と葉は、固さが違います。面倒でも別々に茹でましょう。

