それは、9名の若者の物語へさかのぼります
1969年、農村中堅青年養成所 (いまの農業大学校) を卒業した9名の青年たちが 「光町稲作研究会」 を結成したことからはじまります。
この想いをもって、頻繁に学習会をひらき、全国の先進地を訪問したりするなど、実践と経験を積み重ねてきました。 |
のしもち産直から、房総センターの設立へ
1971年、一つのきっかけで、埼玉市民生協との 「のし餅」 産直がはじまりました。そこには、「食は即ち生命である」 を原点に、「自分たちでつくった安全で安心できる農産物を、直接消費者へ供給したい」 思いがあったからです。
その後、その経験をいかして、野菜の産直もはじまり、東葛市民生協やいまのちばコープなどいくつかの生協と出会い、結んできました。
そして、1982年、23軒の生産者によって 「農事組合法人 房総食料センター」 が発足しました。
そして、これからも
「教科書のない産直」 といわれてきたなか、ただ単に、農産物をお金だけでのやりとりでなく生産者と消費者のお互いの顔が見えるつながりをもってきました。 |