原産は、中国の「ツルマメ」から発達した大豆が、朝鮮を経由して縄文時代には日本に渡来していました。
元々、未成熟の状態で収穫した大豆が始まりで、それが野菜用として栽培され、「若き大豆」を枝豆として食用されるようになったのは17〜18世紀の頃です。 |
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「枝付きの枝豆を見たことがありますか?」
最近店頭で、枝・葉・根が付いた枝豆を見かけます。いかにも畑で掘りあげたものをそのままに。という印象があり、見ていて風情を感じるものですが、実は、これにもワケがあるんですよ!!
実験で、
(1)枝豆・葉・根が付いたものと、
(2)全てを取り去って莢だけにしたもの とで、
日持ちがどうかを比較したところ、(2)は、2日で糖分とアミノ酸が半減するのに対し、(1)は、4日経ってから糖分が3分の2に減り、アミノ酸は減少さえしなかった結果が出ています。
枝付き枝豆は、鮮度・味と香りの良さを保つための、大きな役割があるのです。
↓ 畑で収穫前の枝豆
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